マグリブ(日没後)のお祈りです。
お祈りの後はイフタール(断食明けの食事)
イフタールの時はとても楽しく過ごします


平成17年10月24日 小泉首相主催のイフタール
以下、小泉首相メールマガジン「らいおんはーと」より
● 「イフタール」
小泉純一郎です。
24日の月曜日、在京のイスラム諸国約40の国や地域の大使の皆さんを官邸にお招きし、
「イフタール」という食事の会を開きました。
「イフタール」というのは、イスラムの国々で行われる断食明けの食事のこと。
イスラム教では、約1カ月続くラマダンという断食の期間中は、
日の出から日没まで飲食をしてはいけないことになっています。
今年のラマダンは、地域によって多少異なるようですが、
10月5日から11月3日。そして、日没後の最初の食事は
「イフタール」と呼ばれ、普段より豪華な食事が出されるそうです。
私が「イフタール」に参加するのは、2度目。今回は官邸で開くことにしました。
少しでも断食らしい感じを持とうと思って、昼食を抜いて参加しましたが、
各国ご自慢の料理を持ち寄っていただいて、とても楽しい会合になりました。
「朝食」という意味の英語「breakfast」も、「断食を破る」という意味から来ている言葉。
チュニジアのサラ・ハンナシ大使は、「イフタール」の場で、
「食事を分かち合う者の間には、聖なる家族のようなつながりが生じる」
と挨拶されました。
食事のもつ重要さはどこの国でも、いつの時代でも変わることはありません。
食は文化と言います。異なる文化の人とも、いっしょに食卓を囲んで食事を
楽しめば、お互いの理解と友好関係は深まっていくと思います。
皆さんに持ち寄っていただいたおいしいお国料理を
少しずつごちそうになりながら、日本とイスラム諸国の友好協力関係を
ますます発展させていくことができれば素晴らしいことだと思います。
食事は私たちの心やからだの健康をささえていくためにも、
とても大切なものです。「知育、徳育、体育」といいますが、
私はこれに加えて「食育」が大事だと思っています。